インプラントで
「噛める」幸せを
IMPLANT
歯周病などで失った歯を補うために実施される一般的な治療方法には、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」があります。これらの治療方法は見た目の問題を解決し、噛む能力を回復させる役割を果たしますが、入れ歯やブリッジは歯肉の上にセットされるため、安定性に欠け、満足に噛めないことがあります。
一方、インプラントは顎骨に人工歯根を埋め込むため、天然歯のように強い力で噛むことができます。この力が伝わることで骨量が維持されます。さらに、噛むことで唾液の分泌量が増え、お口の中の自浄作用が機能し、全身の免疫力も向上します。
このように、インプラントであれば心身の健康を維持し、生活の質を向上させ、健康寿命の延伸につながるのです。
噛む力と健康寿命の関係
近年よく聞かれる「健康寿命」とは、医療・介護なしに自立した生活ができる期間を指し、「加齢で身体機能が低下しても、元気に過ごせる時間を増やす」ことを目標とした概念です。「噛む力」もこの目標の実現の一端を担っています。
「噛む力」は、噛みしめる力だけでなく、食べ物を噛み砕いてすりつぶし、唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすくする力も含まれています。つまり、歯を失うなどお口の健康が損なわれると、硬い食べ物を噛むことが難しくなり、食事量の減少、栄養不足、筋力や体力の低下、誤嚥性肺炎の発症リスクが促進されてしまうのです。また滑舌にも影響を及ぼし、人とのコミュニケーションに困難が生じることもあります。このような状態を「オーラルフレイル(口腔の虚弱)」といいます。
この状態を放置すると、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性が高まってしまいます。しかし、オーラルフレイルの予防に積極的に取り組むことで、口腔機能を回復させ、体の衰えを遅らせることができます。
オーラルフレイルを防いで、健康寿命を少しでも延ばすには、やはり自分の歯のようにしっかりと噛めるインプラントが適しています。インプラントで噛む力を取り戻しましょう。
インプラント・入れ歯・ブリッジの違い
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ | |
---|---|---|---|
噛む力 | 天然歯と同等 |
天然歯の10~40%ほど |
天然歯と同等かやや落ちる |
ほかの歯 への影響 |
影響しない |
支えとなる歯に負担がかかる |
削って土台にした両隣の歯に負担がかかる |
お手入れ | 通常の歯磨き |
歯磨きと入れ歯の洗浄が必要 |
歯磨きで済むが汚れが溜まりやすい |
当院のインプラントが選ばれる理由
院長が責任を持ってすべての手術を担当
お口の問題は、食生活の質や全身の健康に悪影響を及ぼします。「人生100年時代」といわれる現代は、その方に合ったケアと予防でお口の健康を維持して、心身ともに元気に過ごすことが重要です。
歯を失ってしまった場合は、30年以上の経験と実績を持つ院長がインプラント治療をご提供します。手術はすべて院長が行ないますので、安心して受診ください。責任を持って、歯の機能と健康を回復させるサポートをさせていただきます。
無料相談でインプラントの不安や疑問を解消
インプラント治療は手術をともない費用も高額になるため、安心して臨んでいただきたいものです。そのため、患者さまとのコミュニケーションを大切にし、良好な結果をご提供できるよう尽力しています。
治療計画・期間・費用などの詳細なご説明に加え、患者さまの全身の健康状態やご要望、生活スタイル、趣味などもお伺いします。患者さまのことをより深く理解し、適切な治療計画をご提案します。相談は無料ですので、ぜひご利用ください。
熟練の歯科技工士による美しい上部構造
インプラントの埋入が適切でも、上部構造(人工歯)の色調や形状が不自然で、お口の中でなじんでいなければ、治療が成功したとはいえません。そのような事態を避けるため、長年松林歯科と連携し、こちらの意図を十分に理解したうえで技術力を発揮してくれる熟練の歯科技工士に、補綴物の作製を依頼しています。良好な結果と患者さまのご満足につながるよう、見た目が自然で美しく、フィット感に優れた快適な使い心地の上部構造をご提供します。
こだわりの治療環境・設備
外科手術をともなう治療、特にインプラント手術は、感染予防に十分に配慮する必要があります。当院では安全性を最優先し、完全個室のオペ室で手術を行なっています。滅菌と衛生管理の徹底、無影灯の導入などをしていますので、どのような処置も安心しておまかせください。
オペ室の隣にはリカバリールームがあり、手術後に麻酔の効果が切れるまでお待ちいただけます。こちらも完全個室なので、周りを気にせずリラックスいただけます。
インプラント体10年・上部構造5年の保証制度
インプラント体に10年、上部構造に5年の保証をお付けしています。保証部位が正常な状態で機能している状態、または不測の事故で脱落・破損した場合、期間内であれば無償で再治療をご提供しますので、長期間安心してお使いいただけます。
インプラントをより安全に使うためには、定期的なメンテナンスが重要です。保証を適用する条件には、このメンテナンスの受診が含まれていますので、歯科医師の指示に従って必ず受けましょう。
治療の流れ
1無料相談・カウンセリング
30年以上の臨床経験を持つ院長が、治療の詳細、治療期間・費用、メリット・デメリットなどについてご説明します。また、コミュニケーションを大切にし、健康状態やご要望などを丁寧にお伺いします。患者さまの疑問や不安を解消し、安心して治療を受けていただけるよう努めています。
2検査と治療計画・費用の説明
レントゲンやCT撮影、歯型の採取などを行なって、お口全体の詳細な検査をします。この検査結果をもとにして診察・診断を行ない、患者さまにご理解・ご納得いただけるよう、治療計画や治療費などについて丁寧にご説明します。
3一次手術
歯肉を切開し、顎骨に穴をあけてインプラントを埋入し、その頭部を歯肉で覆って縫合します。必要であれば仮歯も作製します。インプラントと骨とがしっかりと結合し、一体化するまで、通常3ヵ月から半年の治癒期間を設けます。
4二次手術
歯肉を再度切開し、インプラントの頭部を露出させ、その上に上部構造の支台となる「アバットメント」というパーツを取りつけます。必要であれば仮歯の調整を行ない、歯肉の状態が落ち着くまで通常1~2週間待ちます。
5印象・咬合採得
患者さまに合わせたトレイを使って歯型をとり、噛み合わせも確認します。必要に応じて色合わせなども行ないます。上部構造の作製は、長年当院と連携している歯科技工所に発注し、機能性・審美性ともにご満足いただけるよう仕上げます。
6最終上部構造の作製・装着
約2週間ほど待って最終的な上部構造が完成したら、インプラントに取りつけます。噛み合わせや色調に不具合がある場合はこの段階で修正を行ない、目標とする使い心地・見た目へと仕上げます。
料金表
項目 | 料金(税込) |
---|---|
インプラント相談 | 無料 |
インプラント1本 (上部構造込み) |
350,000円〜460,000円 |
※保証制度あり ▼インプラントの一般的な治療期間・回数 治療期間4~7ヵ月、治療回数6~10回 ※治療期間・回数は症状や治療の進行状況などにより変化します。あくまで参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。 |
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。